3箇所のベランダをウレタン防水で施工しました!【埼玉県上尾市 N様邸】
施工箇所 | ベランダ |
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お悩み | ベランダの床に水が染みた跡があって雨漏りしないか気になっている |
使用塗料 | ウレタン防水 |
みなさんこんにちは!
埼玉県上尾市のN様よりベランダの防水工事を行わさせていただきました!
本日はこちらの工事をレポートさせていただきます!
ベランダ防水とは?実は雨漏りの原因になりやすい場所
ベランダは雨ざらしになるところ。
歩行できるように平坦になっていますので(気がつきにくいですが、水が流れるように床にほんの少し勾配がつけられています)、ちょっと激しい雨が降ると床に水が溜まってしまいますよね。
でも不思議なことに雨漏りはしませんよね?
これは床を防水施工しているからです。
防水というとなんだか専門的なことに感じてしまうかもしれませんが、こちらも外壁塗装などと同様に定期的にメンテナンスを行わなければなりません。
もしかすると「誰にも見られないからここはメンテナンスをしなくてもいいや」とそのままにしていませんか?
もしそうでしたら防水が劣化している場合は要注意。
実は、ベランダや屋上など防水が施されているところは、雨漏りを起こしやすいのです。
雨漏りは建物に大きな被害を与えてしまうので、しばらくベランダの防水をメンテナンスされていない方は、一度業者に状態を見てもらうことをおすすめします。
当社では雨漏り調査や修理も承っておりますので、なにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
ベランダ防水工事 施工前 いつメンテナンスをすればいい?
こちらでは3箇所のベランダを施工させていただきました。
どちらも室外機がありますが、こちらは移動せずに施工できます。
ただし、施工中にエアコンを使用してしまうと水が流れて仕上がりに支障が出てしまうので、施工中はご使用いただかないようにお願いしております。
他にもプランターや収納ボックスなどがありましたが、こちらは移動させていただきました。
そこまで量がなければこちらで移動できますが、あまりに多い場合は事前に移動していただくようにお願いしております。
3つ目のところは仕上げが違いました。
仕上げの下はコンクリートなので、先の2箇所と同じですが、外側の仕上げだけ違います。
今回はウレタン防水で仕上げますので、しっかりと適用する下地です。
床にはひび割れや水が染み込んだ跡があり、年数もかなり経過しています。
仕上げにコンクリートが使われていると防水層がどうなっているか隠れて分かりませんが、10〜20年くらい経っていると防水層が劣化して水が染み込みやすくなっていますので、このくらいの時期から防水をやり直すことをご検討ください。
工法はウレタン防水を採用しました!
工法はウレタン防水を採用しました。
ウレタン防水は弾力性があり、ひび割れしにくい特徴があります。
また、重ね塗りもできますので、メンテナンス性も良好です。
ウレタン防水はこのような工程で行ないました。
- 洗浄〜清掃
- 下地処理 ケレン
- プライマー下塗り
- メッシュシート貼り
- ウレタン防水塗布(2回)
- トップコート塗布
ウレタン防水にはこちらの2つの工法があります。
【ウレタン防水の工法】
・密着工法
・通気緩衝工法
N様邸では密着工法で施工しております。
通気緩衝工法とは、防水層をつくる前に下地に絶縁シートを敷設し、通気ができるように脱気筒を設置しています。
屋上など広いところを施工する際に通気緩衝工法を採用することが多いです。
排水口をドレンといいます。
ドレンは改修用ドレンを再設置しました。
継ぎ目ができるところなので、シーリングで防水処理しております。
ドレンは水と一緒に落ち葉などのゴミも流れてきます。
次第にドレンのところにゴミが溜まってきますので、こまめに清掃することが大切です。
ゴミが溜まっていると水が流れにくくなり、浸水を起こしたり、劣化を早めたりする可能性があります。
ドレンのところから雨漏りすることもありますので、普段からゴミが溜まっていないか確認しておきましょう。
仕上げはトップコートを塗っています!
ウレタン防水を塗布した後は、トップコートを塗っています。
トップコートは防水層を保護する大事な役割があり、紫外線による劣化を防いでいます。
ウレタン防水の耐用年数は10年くらいですが、トップコートは5年サイクルで塗り替えが必要です。
劣化してくると色褪せやひび割れなどの症状が出てきますので、年数の経過と劣化症状の両方を見てメンテナンス時期をご計画ください。
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ベランダ防水は雨漏りを防ぐ大事なメンテナンスです!
この度は工事のご依頼をいただきまして誠にありがとうございました。
ベランダや屋上、パラペットなどは雨が染み込まないように防水されています。
こういった防水されているところは、劣化が進むと雨漏りのリスクを高めてしまうので、適切な時期にメンテナンスを行いください。
雨漏りは一度でも起きてしまうと建物に大きなダメージを与えてしまいます。
雨漏りさせないことがなによりも重要ですので、しばらく防水のメンテナンスをされていない方は、状態確認のために業者に点検してもらいましょう。
当社では現地調査や見積もりを無料で実施しておりますので、ぜひお声がけください!
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