外壁塗装工事|埼玉県上尾市 H様邸
施工箇所 | 外壁 付帯部 |
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お悩み | 外壁が剥がれている。色褪せも気になる。 |
使用塗料 | 外壁:フッ素REVO1000-IR |
みなさんこんにちは!
埼玉県上尾市のH様より外壁塗装工事のご依頼をいただきました!
本日はこちらの施工事例をご紹介いたします!
外壁塗装工事 施工前 窯業系サイディングの表面剥離
こちらがご依頼をいただいたH様邸です。
瓦屋根のお家でして、外壁は窯業系サイディングです。
瓦は塗装不要ですので、今回は外壁と付帯部を塗装します。
建物は常に風雨にさらされているため、年数の経過とともに劣化が出てきます。
H様邸も同様でして、いくつか劣化症状を確認できました。
窯業系サイディングはセメントと繊維質を原料とする外壁材です。
状態を見ると表面剥離を起こしていました。
剥離している部分は基材に覆われている塗膜層です。
さらに劣化が進んでいる状態がこちらです。
表面が剥離して基材が露出する範囲が大きくなっています。
保水すると乾燥と収縮の動きが大きくなってさらに被害が出てしまいます。
最悪は外壁が崩落する可能性があるため、被害が大きくなる前に塗装で保護することが大事です。
さらに注意が必要なことは、既製品だと代替えが効かないということです。
類似する柄があればいいですが、ある程度年数が経っていたり、奇抜な柄だったりすると代替えできるサイディングがなくて見栄えが変わります。
損傷の程度や箇所では、広い範囲でサイディングを張り替える必要がありますので、なるべく被害が出る前に対処しましょう。
サイディング目地のコーキング打ち替え
サイディングは目地を設けています。
ここに充填されているコーキングも劣化していたため、一緒に打ち替えをいたしました。
コーキングとは樹脂を原料とする防水剤です。
硬化前は粘土が高い液体でして、固まるとゴムのように弾力性を持ちます。
10年くらいすると劣化してきますので、外壁塗装と一緒に行うことが多いです。
目地のコーキングは、既存コーキングを撤去してからプライマーで下塗りして、これから充填するコーキングを剥がれにくくします。
コーキングを充填してから、表面をヘラで均して見栄えを整えます。
時間が経つと固まるので、その前に仕上げる必要があります。
建物の防水性を保つ工事ですので、手際よく適切に施工することが大切です。
木部 軒天井・垂木の塗装|木の風合いを活かして塗装いたしました!
H様邸の軒天井と垂木は木目が残る仕上げになっていました。
塗装は「塗りつぶし」と「木目を残す」二つの方法があります。
ここは元々が木目を残しておりますので、木目を活かす方法で塗装することにしました。
全体をケレンで下地処理してからステイン塗料を塗っていきます。
ステイン塗料は非造膜型の塗料でして、塗りつぶしとは違って素材に浸透して着色します。
一般的に外壁に塗る塗料は造膜型です。
表面に塗膜をつくらないため、耐久性では劣りますが、内部から防腐や防虫、防カビなどの効果を発揮します。
ステイン塗料なら木目をつぶさずに木の風合いを活かして仕上げられます。
造膜型の塗料は攪拌や希釈など取り扱い方法に慣れていないと難しいですが、ステイン塗料はそのまま使用できます。
取り扱いやすい塗料ですが、何度も塗ってしまうと色がどんどん濃くなってしまいます。
また、塗る場所によって塗料の吸い込み方が違い、慣れていないとムラがでる可能性があります。
思っているよりも塗るのが難しい塗料ですので、美しく仕上げるためにも、やはりプロの力に頼っていただきたいです!
外壁はフッ素REVO1000-IRで塗装しました!
外壁はアステックペイントのフッ素REVO1000-IRで塗装いたしました。
フッ素樹脂はハイグレードで耐久性に優れています。
期待耐用年数は16〜20年ですので、塗装サイクルが延びて塗り替えコストの低減にもつながります。
近くで見ないと分かりにくいですが、表面剥離していた部分は塗装前に取り除き、できるだけ目立たないように下地処理してから塗装しました。
下地から浮いているとその上に塗装してもすぐに剥がれてしまいます。
あまりに抉れが大きい場合は、パテで平滑に処理することもあります。
外壁塗装工事 施工前と施工後
施工前から外壁の色を変えて塗装させていただきました。
クリーム色などの中間色は汚れが目立ちにくい特徴があります。
外壁塗料のフッ素REVOは低汚染性にも優れておりますので、今後も長く美観を保つことができます。
外壁の色が明るくなり、付帯部の黒がいい感じに引き締まって印象も塗装前と変わりました。
H様にも仕上がりを喜んでいただけましたのでよかったです!
今後はアフターサポートでお伺いいたしますので、お住まいのことでなにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
迅速にご対応させていただきます。
この度は工事のご依頼をいただきまして誠にありがとうございました。
“mu”