埼玉県上尾市 T様邸|破風板・軒天井・雨樋の新設工事

施工データ
施工箇所 破風板、雨樋、軒天井
お悩み 雨樋が古くて変形している。木のところも傷んでいてこのままで大丈夫なのか心配。

みなさんこんにちは!

埼玉県上尾市の屋根リフォーム専門店、新日本ペイントです。

埼玉県上尾市のT様より破風板・軒天井・雨樋の新設工事のご依頼をいただきました!

本日はこちらの工事をご紹介いたします。

目次

破風板とは?

埼玉県上尾市 T様邸|破風板と雨樋の新設工事

破風板とは屋根側面に取り付けてある板材のことです。ケラバと軒先で呼び方が変わり、正しくはケラバ側を破風板、軒先を鼻隠しと呼びます。

同じ素材なのでどちらも破風板と呼んでいることもあります。上の写真は施工後です。こちらの工事では破風板と軒天井、雨樋を新設させていただきました。

破風板・軒天井・雨樋の新設工事 施工前|風雨により傷みやすい場所なので普段からの確認が大事!

埼玉県上尾市 T様邸|破風板と雨樋の新設工事

こちらが施工前の破風板です。垂木や母屋(もや)が見える昔のつくりになっています。どれも木材が使われ、経年劣化で塗装が剥がれて素地が露出していました。木は吸水する性質ですから、塗装が剥がれていると水を吸って腐食を起こしてしまいます

高いところなのでシロアリに食われる心配はありませんが、もともと風雨にさらされて傷みやすいところです。腐食が進んで朽ちてしまうと修理するにも足場が必要になため、なるべく腐食しないように定期的に塗装することが大事です。木部を塗装する時期は5〜10年が目安です。

塗装されている塗料で耐用年数が変わってきますので、色褪せなど塗装の劣化が見られましたら一度業者に点検してもらうことをおすすめします。

埼玉県上尾市 T様邸|破風板と雨樋の新設工事

軒樋は垂木に打ちつける横打ち金具で固定されていました。今回は軒先の破風板(鼻隠し)を新設するので、軒樋も一緒に新しくします。軒樋を固定する金具は横打ちの他に、正面打ちや打ち込みがあります。いまの住宅のほとんどに破風板がありますので、軒樋は正面打ちが一般的です。モルタル仕上げになっている破風板は打ち込み金具を使用することもあります。

既存雨樋は経年劣化が進んで歪みを確認できました。形状が変形すると水漏れを起こす原因です。すぐに交換が必要になるものではありませんので、つい見落としがちですが、塩ビ製の雨樋は20年ほどが耐用年数になっております。このくらいの時期から交換も視野にご検討ください。

新日本ペイントでは雨樋工事も承っております。雨樋のことでお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

埼玉県上尾市 T様邸|破風板と雨樋の新設工事

垂木が露出する昔ながらのつくりですが、既存軒天井も傷んでいるので、今回はここに下地を組んで垂木を塞ぐ形で合板を張っていきます。軒天井に使われる合板は厚さが3〜5mmほど(現在では10mm以上の軒天材もあります)なので、湿気に触れ続けると表面が剥がれてきます。

破風板と同様に見上げないと目に入らないため、劣化に気づかずに放置されていることが多いです。穴が開くと虫や動物が中に侵入してきて大きな被害を与える危険性があります。こちらも普段から状態を確認していることが大事です。

破風板・軒天井・雨樋の新設工事 施工後

埼玉県上尾市 T様邸|破風板・軒天井・雨樋の新設工事

ケラバ側の施工後がこちらです。ケラバは元々破風板を既存利用しています。塗装が劣化しているので新設したところも含めてシリコン塗料で塗り直しました。

軒天井は角材で下地を組み、そこに合板を張りました。軒天井新設後、湿気対策に透湿性のある塗料で塗装しました。

埼玉県上尾市 T様邸|破風板・軒天井・雨樋の新設工事

軒先側の施工後がこちらです。施工前は垂木が露出していましたが、そこに合板を張っているため、垂木が隠れる仕上げになっています。垂木を下地に破風板を新設しています。ケラバ側と同じように新設後に塗装しています。

既存軒樋は垂木に打ちつける横打ち金具でしたが、今度は破風板を下地にするため、正面打ち金具を使用しています。以前のは色褪せていましたが、新設したことにより美観性も向上しました。

埼玉県上尾市 T様邸|破風板・軒天井・雨樋の新設工事

雨樋や破風板は水に触れやすいところです。風の吹き込みもありますので、思っているよりも傷みが出やすく劣化には気をつけてください。雨樋から水漏れがあると外壁が汚れて劣化を早める原因になります。

雨樋の耐用年数は20年ほどですが、10年くらいすると継ぎ目に隙間が生じてきます。ちょうど外壁塗装などメンテナンス時期になりますので、雨樋も忘れずに点検とメンテナンスを行いください。

大切なお住まいを守る定期点検とメンテナンス

この度は工事のご依頼をいただき誠にありがとうございました。建物は一部だけメンテナンスをすればいいというものではなく、全体に行っている必要があります。今回施工させていただきました雨樋や破風板、軒天井も同様です。このような部材の劣化が進むと他のところの劣化を早め、最終的には建物の老朽化にまで影響を与えてしまいます。

大切なお住まいを守るためには、定期的な点検と状態に応じたメンテナンスを行うことです。当店では施工後もお客様のお住まいを守るために定期点検を実施しております。長期間にわたり安心してお住まいいただけるように、全力でサポートさせていただきます!

上尾市の屋根リフォーム専門店 新日本ペイント

“mu”

お客様からいただいたお喜びの声

埼玉県上尾市 T様邸|破風板・軒天井・雨樋の新設工事
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次