埼玉県上尾市 K様邸 外壁塗装・陸屋根・ベランダ塗装工事 フッ素REVO1000-IR シート防水トップコート




































施工箇所 | 外壁 付帯部 陸屋根 ベランダ |
---|---|
お悩み | 建物が汚れてきた。ベランダや陸屋根の防水も古くなっていて工事が必要か教えて欲しい |
使用塗料 | 外壁:フッ素REVO1000-IR 陸屋根・ベランダ:トップコート |
みなさんこんにちは!
埼玉県上尾市のK様より外壁塗装・陸屋根塗装工事のご依頼をいただきました。
K様邸は軽量鉄骨造の陸屋根をもつ建物です。
屋上にはシート防水が施工されており、外壁はALCが使われています。
外壁の継ぎ目の劣化やシート防水の摩耗などが見られ、今回は外壁塗装に加えて陸屋根の防水工事も行わせていただくことになりました。
こちらの工事が無事に完了したため、施工事例をご紹介いたします!
外壁塗装・陸屋根・ベランダ塗装工事 施工前 劣化調査で確認できた症状
外壁の劣化症状 色褪せ、継ぎ目の劣化


こちらが今回ご依頼をいただいた建物です。当店はお客様からご相談をいただいた後に劣化調査を行なっております。施工前は様々な劣化症状を確認でき、汚れの付着、色褪せ、継ぎ目の劣化などが見られました。
外壁はALCが使われており、触れてみるとチョーキングが発生していました。チョーキングとは白亜化とも呼ばれており、塗膜が摩耗して顔料が表面に浮き出てくる現象のことです。塗装が劣化している大事なサインなため、W様にも調査の際は立ち会いをお願いし、症状を確認してもらいました。
継ぎ目はシーリングが使われています。シーリングは防水性を保つ役割があり、劣化していると内部に水が流れ込みやすくなります。雨漏りの原因になるため、適切な時期に打ち直す必要があります。軽量鉄骨は内部で結露が生じやすいため、水気を帯びないように注意する必要があります。
陸屋根・ベランダ シート防水の劣化


ほぼ真っ平らな形状の屋根を陸屋根といいます。屋根にはいろいろな形状があり、霧妻屋根、寄棟屋根、入母屋屋根、片流れ屋根などがあります。
屋根というと形状が三角形で傾斜がとられているイメージがあると思いますが、陸屋根も歴とした屋根の仲間です。ぱっと見は真っ平らに見えますが、水がドレンや雨樋に流れるようにわずかに勾配がとられています。
ですが、傾斜のある屋根とは違って水が溜まりやすいため、水が浸透してこないように防水がされています。こちらはシート防水が施工されており、経年劣化でシートの継ぎ目に摩耗が見られました。
シートのよれや反りも確認でき、下地が露出している状態です。雨ざらしになるところですから、防水が劣化していると雨漏りを引き起こす原因になります。


陸屋根と一緒にベランダの防水も行わせていただいております。こちらは施工前のベランダです。ここもシート防水で施工されています。シートの継ぎ目に摩耗があり、全体的に汚れも目立ちました。
防水が施工されているところは劣化していると雨漏りのリスクを高めます。天井や壁の水シミ、カビ、水が落ちる音などは雨漏りを疑う症状です。雨漏りしている場合は、早急な対応が求められ、初動が早いほど被害を抑えることができます。
もし、少しでも疑わしい症状がありましたら、そのままにせずに専門業者に雨漏りしていないか見てもらいましょう。新日本ペイントでは雨漏り調査や修理工事も承っております。なにか気になる症状がありましたら点検いたしますのでお気軽にご相談ください。


外壁塗装工事 施工後|外壁塗料はフッ素REVO1000-IRを採用しました


こちらが施工後です。外壁塗料はアステックペイントのフッ素REVO1000-IRを採用しました。フッ素REVOは従来のフッ素塗料を凌ぐ耐候性を発揮します。期待耐用年数は16〜20年と長寿命。ラジカル制御技術により塗膜の劣化が抑制され、塗り替えサイクルを延ばすことができます。
塗膜表面が強靭なため、砂埃が突き刺さりにくく、長期間建物の美観を保持します。汚れにくさを示す性質を低汚染性といいます。汚れを気にされている方は、低汚染性に定評のある塗料をお選びいただくことをおすすめします。当店は建物の状態や素材、お客様のご要望などに沿ってぴったりな塗料をご提案させていただきます!
陸屋根とベランダの防水工事 施工後 トップコート仕上げ


陸屋根は既存シート防水を下地にトップコートを塗って仕上げました。防水層を再利用できる場合は、トップコートを塗ることで寿命を延ばすことができます。
屋根にある筒状の突起物は脱気筒といい、下地にこもる水分をここから排出できます。下地から上がる水分の影響を抑えることができ、防水層を長く保ちます。


ベランダも同じようにトップコートを塗って仕上げました。トップコートは紫外線から防水層を保護する効果があります。ウレタン防水やFRP防水にも仕上げに塗られており、5年ほどを目安に塗り替えが必要です。
トップコートが劣化してくると色褪せやひび割れなどの症状が出てきます。劣化が進むと防水層にダメージがいってしまうため、症状が浅いうちにメンテナンスすることをおすすめします。
外壁塗装・陸屋根・ベランダ塗装工事 施工前と施工後




K様邸は既存色をベースに色を選んでいただきました。印象は似ていますが、汚れや色褪せがなくなり、建物の美観性が高まりました。陸屋根やベランダの防水も行わせいただきましたので、これからも長くご使用いただける状態です。
今後も大切なお住まいの維持管理を全力でサポートさせていただきますので、これからもよろしくお願いいたします。この度は工事のご依頼をいただきまして誠にありがとうございました。
“mu”