埼玉県久喜市 K様邸|古くなった雨樋を新しく交換

施工データ
施工箇所 雨樋
お悩み 雨樋が古くなった

みなさんこんにちは!

埼玉県上尾市の屋根リフォーム専門店、新日本ペイントです。

埼玉県久喜市のK様より雨樋交換工事のご依頼をいただきました!

雨樋は雨水をスムーズに排水するための設備。

昔は排水の他に生活用水を貯める目的もありましたが、今は屋根から流れてくる雨水を雨樋で集めて、地面や埋設する雨水配管に流すのが主な目的です。

ちょっと地味な印象があるかもしれませんが、今でもとても重要で建物に欠かせない設備です!

今回は雨樋を新設する工事です!

無事に完工いたしましたので、施工の様子をご紹介させていただきますね!

目次

安全に雨樋を交換できるように足場を設置

雨樋工事は高いところで作業を行います。

安全に作業できるように足場を設置。

労働安全衛生規則には「高さ2mを超える工事は足場を設置するように」と規定されています。

当社はしっかりと規則を守り、厳しい施工管理のもと工事を進めてまいります!

雨樋の解体。作業日程は天気も配慮して計画!

足場を設置したら、次は既存雨樋を解体します。

軒先側にあるのが「軒樋」です。

軒樋は屋根から流れてくる雨水を受けるための部材です。

軒樋は吊り金具で吊るしてあるだけなので簡単に取り外せます。

雨樋交換は雨が降ると屋根から大量の水が落ちてくるので、工事期間中の天気を確認して計画を立てさせていただきました!

注意しなければいけないのが吊り金具を取り外す時です。

吊り金具は鼻隠しを下地にしており、劣化が進んでいるとえぐれてしまっていることがあります。

腐食を起こしている場合は雨樋と一緒に鼻隠しの補修が必要です。

K様邸の鼻隠しは問題なく既存利用できました!

もう一つ雨樋の部材で重要なのが「縦樋」です。

縦樋は軒樋から流れてくる雨水を下に流すための部材です。
※雨水軒樋から集水器を中継して縦樋に流されます。

縦樋は外壁に沿って取り付けてある部材。

控え金具というもので固定されており、通称「デンデン」とも呼ばれています。

なぜ「デンデン」と呼ばれているかというと、金具の形状が「でんでん太鼓」に似ているからです。

金属製のものを昔から使われていますが、今では樹脂製も普及しています!

雨樋交換工事 近年のゲリラ豪雨に対応できるように排水量の多い軒樋に交換!

近年は異常気象のせいかゲリラ豪雨が多くなっていますね。

昔からの半丸型の軒樋だと、このような突発的な大量の雨が降るとすぐに容量オーバーして水があふれてきてしまいます。

そこでこちらでは排水量の多い角型の軒樋を採用しました。

今では角形の軒樋が主流です!

雨樋のいいところが設置方法が基本的に昔から変わらないこと。

先に吊り金具を取り付けて、その後に軒樋を吊り金具に引っ掛けます。

施工で重要となるのが勾配取りです。

勾配とは傾斜のことでして、雨水が集水器へと流れるように勾配をつけます。

勾配をつけるときは、水糸(みずいと)という糸を使用して墨出しします。

集水器がある側を水下、その対局にある位置を水上と呼びます。

軒樋は集水器を中継して縦樋に接続します。

角があるところは「曲がり」という部材を使います。

実は雨樋とは総称のことであり、雨樋を構成する部材は一つずつ名称があります。

すべてを覚える必要はありませんが、「軒樋」「集水器」「縦樋」の3つは主要な部材なので、これだけは覚えておくと工事の時に役立ちます!

雨樋交換工事 縦樋の設置と錆びる心配がない樹脂製の控え金具を採用

集水器から降りてきた縦樋はこのように設置します。

縦樋に角度をつける部材が「エルボ」です。

軒樋に角度をつける「曲がり」の縦樋バージョンですね。

縦樋を固定する控え金具は錆びる心配がない樹脂製を採用しました。

控え金具は「打ち込みタイプ(デンデン)」と「ビス固定タイプ(トンボ)」があり、こちらはビス固定タイプです。

錆びる心配はありませんが、樹脂なので経年劣化で割れてしまうことだけ注意が必要です。

縦樋にも丸型と角型など形状の種類があります。

デザインを統一させるために軒樋に合わせて角型を採用しました。

雨樋交換工事 寄せマスと飾りマスの設置

上げ裏にあるのが「飾りマス」です。

飾りマスはベランダやバルコニーの排水を集めて縦樋に流します

飾りマスは上げ裏にビス留めして固定しました。

ベランダの排水は雨漏りを起こしやすいところなので、こちらも年数が経っていましたらメンテナンスを行うことが大切です。

上げ裏と縦樋が交差するところは「寄せマス」を取り付けました。

「寄せマス」は2本ある縦樋を1本にまとめられる部材です。

縦樋に接続できるようになっています。

雨樋のメンテナンス時期は10年ほどから。20年目以降は交換をご検討ください!

雨樋の耐用年数は20年ほどですが、10年くらい経つと水漏れなど不具合が出てきますので、これくらいのタイミングで一度点検を行いください。

耐用年数を超える20年目以降は交換時期なので、外壁塗装や屋根工事などを行うときに合わせて雨樋交換をおすすめします。

お客様から「作業がていねいできれいに仕上げてくれた」と嬉しいお言葉をいただきました。

わからないことや気になることなどありましたらわかりやすくご説明いたしますので、お住まいのことでお困りのことがありましたお気軽にお聞きくださいね!

現地調査やお見積もりは無料ですので、ぜひお声がけください!

上尾市の屋根リフォーム専門店 新日本ペイント

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