埼玉県上尾市 外壁塗装中塗り作業


下塗り


中塗り

外壁塗装工事の様子(下塗り・中塗り)
今回ご紹介するのは、外壁塗装工事の中でも非常に重要な工程である「下塗り」と「中塗り」の作業風景です。写真は、施工途中の様子を記録したもので、1枚目が下塗りの完了後、2枚目が中塗りの施工後になります。
外壁塗装というと「色を塗るだけ」というイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、実はその工程の中には多くの手順と職人の技術が詰まっています。特に下塗りと中塗りは、仕上がりの美しさだけでなく、塗膜の耐久性・機能性を大きく左右する大切な工程です。
まずは下塗りからご説明します。下塗りは、既存の外壁と新たに塗布する塗料の密着性を高めるために欠かせない作業です。今回の現場でも、高い密着性と安定した下地形成を実現する下塗り材を選定し、丁寧に施工しました。塗料の吸い込みムラが起きないよう、全体を均一に仕上げていく必要があるため、見た目以上に神経を使う工程です。また、細かいクラック(ひび割れ)や表面の荒れをしっかりとカバーし、次の工程にバトンをつなぐ“縁の下の力持ち”的な役割を担っています。
続いて中塗りです。中塗りは、最終的な仕上がりの色や質感に近づけていく工程でありながら、塗膜の厚みを確保する役割も担っています。今回の工事では、耐候性・防水性に優れた塗料を採用し、均一な厚みで塗装を施しました。写真をご覧いただくと、下塗りと比較して色味が変わり、表面がより均一に整っていることがお分かりいただけるかと思います。
このように、塗装工事は一つひとつの工程に意味があり、それぞれが連携して高品質な仕上がりを生み出しています。私たちは「ただ塗る」のではなく、「お客様の大切なお住まいを長持ちさせる」ために、一切の妥協なく作業を進めています。
なお、写真に映っているように、エアコンの室外機や雨樋、床面などの塗装しない部分には丁寧に養生を施しています。こうした細やかな配慮が、仕上がりの美しさや施工後の安心感にもつながります。
次回は上塗り作業と、完成後の全体写真をご紹介する予定です。お住まいの外壁は、日々の雨風や紫外線にさらされる中で、年月とともに劣化が進みます。適切なタイミングでのメンテナンスが、建物の寿命を延ばし、住まう方の安心を守ります。
ご自宅の外壁に「色あせ」「ひび割れ」「チョーキング(白い粉が出る現象)」などの症状が見られる場合は、お早めにご相談ください。現地調査・お見積りは無料で承っております。どうぞお気軽にお問い合わせください。